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ウォーク・ハード ロックへの階段

Walkhard

2007年の映画。

デューイ・コックスは、幼少時、
天才ピアニストで誰からも愛されていた兄を
誤ってまっぷたつにしてしまう。
父親にはっきり「間違った子が死んだ!」と言われ、
そのことがトラウマになってしまう。
兄が死ぬ直前(まっぷたつにされたのにしばらく生きていた)
オマエは自分の夢をかなえろ、と言ってくれたことを励みに、
ミュージシャンとなる。
彼はその後、ロックンロールな人生を送り、
老いて名誉あるステージに立つ。
一見、真面目なのかと思いきや、オバカコメディ。

この映画では、ロックな人生のエッセンスが、
漫画ように表現されていて、実在のミュージシャンの
パロディもふんだんにはいっているので、
知っている人には笑える内容だ。

14歳で高校の体育館をプレスリー風ロックで、
大興奮の渦に巻き込み、PTAや牧師に
「ロックは悪魔の音楽だ!」と迫害され、家をでる。
60年代には、ボブ・ディランに似た感じになり、
あいつのほうが真似してるんだ、と言い、
「あなたが作っているのはプロテストソングですか?」
という記者会見もあって(ボブ・ディランのパロディ)
ビートルズとともにインドへ出かけてマハリシっぽい人に傾倒。
音楽性がサイケになってファンを失い、
スランプがあって、70年代ディスコブームには、
自分の名前が冠になった歌番組をもつものの、
(マーク・ボランのパロディ)コントをやらされたり、
レオタード姿のダンサーと踊ったり、と本来の目的を見失ってゆく…。
その間、もちろんセックス&ドラッグやりまくり。
妻一筋から、バック・シンガーとのプラトニックラブの末の重婚。
そして、妻との離婚。それがばれて、新しい恋もアウト。
ドラッグはマリファナ→コカイン→ヘロイン→LSD、
と、少しずつ段階をあげてゆく。

映画は、老いた主人公が、出番前の楽屋で、
今までの人生を回想するようにはじまるのだが、
最後、同じシーンに戻ってきた時、
主人公がなぜ、出番です、と言われているのに、
しばらく思いにひたっていたかったのか、納得がいくのだ。
観客も波瀾万丈すぎる彼のロック人生を見てきたから。
その瞬間は、少しジーンとさせられた。

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