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ロック・スター/マーク・ウォールバーグ主演

Rockstar

2001年の映画。
80年代のロックシーンがよくわかる映画。
ロックといってもこれはBON JOVIなどのハードロックのほう。

主人公はある有名バンドの大ファンで、
そのバンドの完コピを目指すコピーバンドを結成している。
ちなみに主人公はボーカル。
あまりの完璧主義っぷりに反感をもったバンド仲間は
ついに彼をバンドからはずす。
これからはオリジナルをやる、という。
失意の主人公に、憧れのバンドメンバーからオファーが。
オーディションの末、そのバンドの新ボーカルに抜擢される。
単なる熱狂的ロックファンが、そのバンドにはいれるなんて!
なんという夢物語!
彼を待っていたのは、めくるめくロック・スターの生活だった…。
というお話。

この映画を作った人は、ロック・スターの生活を
ストーンズからかなり拝借している、とミタ!
または多くのロック・スターが
ストーンズ的生活を送っていたと見るべきかもしれないが、
ストーンズはその(悪しき?)手本にはなっているのだろう。

まずは、キースがホテルのベランダから、
備え付けのテレビを階下に落として大笑いするご乱行。
これが再現されていた。
これはもうスターのアイコン行為として認識されているのだろう。
ホテルの備品にいたずらして帰るのも
(映画では、家具が全部天井にくっつけてあった)
ストーンズ一行がよくやった遊びと聞く。
そのせいで、出入り禁止のホテルがいくつかあったのは事実。
それから、キースはワールドツアーの前に、
ドラッグで汚染された血液を新鮮な血液と総入れ替えしてからでかける、
という伝説があったが、それを表現したかったのだろう。
バンドメンバーのひとりが、血をいれかえてるシーンがあって笑えた。
占星術史などの得体の知れない人物たちが、
ぞろぞろツアーについてくるところなども、
ストーンズのツアーを彷彿とさせる。

主人公が、ロック・スター生活に慣れてきて、
曲を作るようになると、バンドメンバー達は、
途端に彼を煙たがる。
「おまえは歌だけ歌ってればいい」という。
こういうところまで、ストーンズを彷彿とさせる!
ミック&キースは、ロニーやワイマンが曲を作っても
あまりいい顔をしなかったし、みんなで作った曲でも、
著作権を渡さなかったりするらしい。
著作権がらみの恨みは、ミック&キース以外は、
みんなもっているようだ。
ミック&キースの専制統治に我慢できる人だけが
バンドに残ってゆくのだろう。

そんなわけで、私にはこの映画はとてもおもしろかった。
ロック・スター好きなら見て損はない映画。
この映画の主人公がどうなるかは、
是非自分の目で確かめて下さいね。

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