« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »

2009年12月

ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!

Getyer

ストーンズのアイテムはブートもあわせると
すごい数でまわっている。
ファンが何を好んで、何を嫌がるのかも
もはや研究しつくされているのだろう。
今回でたゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!は、
ファン心理を熟知したかゆいところに手が届く内容。
特に、おまけでついていた未発表映像のDVDは、
久々に私を萌えさせてくれた。

私のおすすめはなんといってもProdigal Sonの映像。
この曲は椅子に座ったミックがキースのギターだけで歌う、
アンプラグド方式で披露されているのだが‥。

ギターのチューニングが気に入らないキース。
曲の途中でチューニングを合わせるのだが、
曲は中断せず、リズムだけはしっかり刻み続ける。
Prodigal Sonは2番と3番の間には長い間奏がある。
ミックがギターに合わせてノリノリでリズムをとる。
さぁ間奏あけて、いざ3番!と、ブレスを大きくとったところ、
なぜかキースがさっさと演奏を終えてしまうとこにご注目。
ミックが「あれ?」という顔でキースを見る。
キースとしてはこれ以上、チューニングがおかしな状態で
演奏を続けたくなかったのだろうが、ミックにしたら
せっかく3番をのりのりで歌おうとしたのにぃ、と
ちょっとかわいそうな感じ。
この映像に私、萌えました!

まぁこのProdigal Sonのハプニングは、
Youtubeの奥にこっそりアップされていたことがあるので、
見るのは初めてではなかったんだけど、
今回は、初めて見る映像もはいっていた。
それは、なんと、殺人事件が起こったライブ会場、
すなわちオルタモント、へ向かう、
ヘリコプターを待つミックたちのカラー映像あり!

若者たちが、暇をもてあましているだけの映像なのだが、
あの、殺気に満ちたライブ会場へ向かう前は、
こんなにも平和なムードだったのか!と思う。
オルタモントのライブ会場へ着いたら、
ヘリから降りてすぐ、ミックはファンに殴られるのに…。
そうとも知らず、ミックは、カメラテストと称して、
女の子にチューして遊んでいるという…。
オルタモントの悲劇が、映画じゃなくて、
本当に起こったことだ、というのが、
この平和な映像から、ひしひしと伝わってきた。

↓Prodigal Sonの曲終わりの様子

| | コメント (0) | トラックバック (0)

LET IT BLEED 40YEARS OF ROLLING STONES VISUAL HISTORY 1962-2002

Letitbleeddvd

これは…凄かった!凄かったよ!
ストーンズデビュー40周年を記念して
ヨーロッパで放送された3時間スペシャル。
1962年〜2002年までをすごいメンツのインタビューで綴ってある。
伝記本で読んで名前だけ知ってた人がじゃんじゃん登場!
見る伝記本といってもいいぐらいの決定版だ。

ストーンズ結成前に、ミックを自分のバンドで
歌わせてあげたアレクシス・コーナーとか、
ストーンズがブレイクするきっかけになったクラブ
クロウダディ(クラブ)のオーナー、ジョルジオ・ゴメルスキーとか、
ブライアンの2番目の彼女だったリンダさんとか、
初期ストーンズ専門カメラマンだったマンコヴィッツとか、
黒魔術に傾倒しミックも仲間にいれようとしてたケネス・アンガーとか、
ミック&キース&ブライアンが住んでいたアパートのおとなりさんとか、
伝説のグルーピー(今はケバいおばさん)とか、
インタビューをとってくる人物がいちいちツボを得た人選なのだ。
もちろん、メンバー本人のインタビューやPV、ライブ映像も
随所にちりばめてあるし、私の好きなマリアンヌ(ミックの元彼女)とか、
アニタ(キースの元彼女)のインタビューもあり!
他にも有名どころとしては、ポール・マッカートニーとか。
至れり尽くせり!

そして、どこから見つけてきたのかレアな映像の数々。
前から見たいと思っていた、ミックのテレビ初出演の映像まであった。
ミックのテレビデビューは、ストーンズとしてではなく、
実は、幼少の頃だったって知ってました?
お父さんが体育教師だった縁で、体育番組に出演したことがあるのだ。
山登りをしている少年ミックが見れる。
ショートカットで、いいとこの子みたいな雰囲気。
この時のことを語るミックのお父さんまで登場する。

ブライアンがあちこちで子供を作ったのは有名だが、
自分の子の夫はブライアンの子だといいはる女性が、
テレビ出演してそれを訴えている映像もあった。
わざわざその子をブライアンと全く同じ髪型にして、
「私を愛して、捨てた」といういかにもなタイトルで出演。
子供の顔がブライアンそっくりで、
これじゃブライアンも否定できないわな、と
にやにやしてしまった。

このDVDは音楽雑誌の編集の人やストーンズの元PR担当、
ストーンズの伝記本作家のインタビューが一番多いのだけど、
一番最後に伝記本作家が、突然キレて、怒鳴りだして、
ファックファック連発して、びっくりした。
狂ったかと思った。
なんだろ、あれ。アメリカンジョークかな?小芝居かな?
まぁともかく素晴らしいドキュメンタリーだった。
内容がわからなかったことをのぞけば…。




そうなのです!



これもまた日本語字幕無しなのでした。
悲しい。
まるで、蛇の生殺しですわ。
こんなにおもしろそうなDVDの内容が
ほとんど理解できないなんて。

日本の子供たちよ。
数学とかはどーでもいいから、英語だけは学んでおけ。
あとで絶対後悔するから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ロック・スター/マーク・ウォールバーグ主演

Rockstar

2001年の映画。
80年代のロックシーンがよくわかる映画。
ロックといってもこれはBON JOVIなどのハードロックのほう。

主人公はある有名バンドの大ファンで、
そのバンドの完コピを目指すコピーバンドを結成している。
ちなみに主人公はボーカル。
あまりの完璧主義っぷりに反感をもったバンド仲間は
ついに彼をバンドからはずす。
これからはオリジナルをやる、という。
失意の主人公に、憧れのバンドメンバーからオファーが。
オーディションの末、そのバンドの新ボーカルに抜擢される。
単なる熱狂的ロックファンが、そのバンドにはいれるなんて!
なんという夢物語!
彼を待っていたのは、めくるめくロック・スターの生活だった…。
というお話。

この映画を作った人は、ロック・スターの生活を
ストーンズからかなり拝借している、とミタ!
または多くのロック・スターが
ストーンズ的生活を送っていたと見るべきかもしれないが、
ストーンズはその(悪しき?)手本にはなっているのだろう。

まずは、キースがホテルのベランダから、
備え付けのテレビを階下に落として大笑いするご乱行。
これが再現されていた。
これはもうスターのアイコン行為として認識されているのだろう。
ホテルの備品にいたずらして帰るのも
(映画では、家具が全部天井にくっつけてあった)
ストーンズ一行がよくやった遊びと聞く。
そのせいで、出入り禁止のホテルがいくつかあったのは事実。
それから、キースはワールドツアーの前に、
ドラッグで汚染された血液を新鮮な血液と総入れ替えしてからでかける、
という伝説があったが、それを表現したかったのだろう。
バンドメンバーのひとりが、血をいれかえてるシーンがあって笑えた。
占星術史などの得体の知れない人物たちが、
ぞろぞろツアーについてくるところなども、
ストーンズのツアーを彷彿とさせる。

主人公が、ロック・スター生活に慣れてきて、
曲を作るようになると、バンドメンバー達は、
途端に彼を煙たがる。
「おまえは歌だけ歌ってればいい」という。
こういうところまで、ストーンズを彷彿とさせる!
ミック&キースは、ロニーやワイマンが曲を作っても
あまりいい顔をしなかったし、みんなで作った曲でも、
著作権を渡さなかったりするらしい。
著作権がらみの恨みは、ミック&キース以外は、
みんなもっているようだ。
ミック&キースの専制統治に我慢できる人だけが
バンドに残ってゆくのだろう。

そんなわけで、私にはこの映画はとてもおもしろかった。
ロック・スター好きなら見て損はない映画。
この映画の主人公がどうなるかは、
是非自分の目で確かめて下さいね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »