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LIVE IN EUROPE 1970

Liveineurope
これまた、かなりのマニア向け。

70年のミラノでのライブが少し。
こちらは、シンクしてないけど、一応、
同一公演の音と映像。
それと、70年、ウィーン、エッセン、ベルリンの
3公演をつぎはぎした映像に、
フランクフルトのライブ音を流した映像。

つまり、それ単体だとどうってことない素材を、
必死で商品にしようとした涙ぐましい努力の後がある。
未公開の発掘映像らしいけど、こんなんじゃなぁ…。
どうみてもとほほレベルのDVDです。

が!

ボーナスではいっていたほんの数分の映像は、
(私とっては)大いに見る価値があった。
これは、アニタ・パレンバーグが出演している
69年イタリア映画「Umano non Umano」の中のシーンだとかで、
ミックが、Street Fighting Manに合わせて、
体操みたいなことを延々とやる映像と、
キースが、アナログシンセを延々といじる映像が見れる。
これは貴重です。

この映画の断片が、youtubeにあがっていたので
さっそくどんな映画だろうかと見てみたところ、
画商が延々と本を読んでいたり、海辺を男が延々と散歩してたり、
男女がベットでくつろいでいるのを延々と映してみたり…で、
多分、何もかも延々としていて退屈な映画なのだろうと思った。
監督は、映画監督を仕事にしているというわけではなく、
ポストモダンのアーティストらしいので、
映画も、アンディ・ウォーホール的な表現活動のひとつだったのだろう。
ストーリーもなさそうなので、ミックの体操や、キースのお遊びが
突然挿入されたとしてもおかしくない映画だった。

"おかあさんといっしょ"の体操のお兄さんみたいな
Street Fighting Manはとってもおかしい。
こんな動きをするミック・ジャガーは、知られてないに違いない。
ライブでこの曲を歌う時には、バラの花びらを巻いたり、
水をかぶったり、クルクル回ったり、狂ったようにはしゃぐのに、
こちらのバージョンは、上着のポケットに手をつっこんで、
めんどくさそうにいったり来たり行進し、
時に、スローモーションのように動いてみたり、
固定カメラの前から消えてみたり、あらわれてみたり。
一応、歌詞の内容に合った動きをしているようで、
「眠たいロンドン」のところではねんねしてる仕草。
もう、ほんと、体操のお兄さんにしか見えないって。

そして、キースのシンセいじり。
タバコ片手に、手慣れた感じでいじっている。
昔のアナログシンセには穴がたくさんあいていて、
シールドをつなぎかえて音を作っていたものだが、
これは、わかっていじってる感じではない。
適当なのは間違いないだろう。
でもかっこいいんだよなぁ!
バックに流れるアナログシンセの未来っぽい音も手伝って、
科学者や技術者のようにも見えてしまう。

そういえば、映画「パフォーマンス」に、
ミックがこんなアナログシンセをいじるシーンがあった。
この映画のサントラ用に、ミックは、
シンセを使った曲を作る予定だったらしいが、
使い方がわからなくて、断念したそうだ。

ブライアン・ジョーンズは、
A Degree of Murderのサントラの中で、
アナログシンセを使った曲を作っている。
アナログシンセの専門プレイヤーを雇っただけなのか、
それとも、やはり、シンセを真っ先に制したのは
楽器を何でも扱えると評判のブライアンだったのか?

youtubeにもあった!↓
Street Fighting Man:体操のお兄さんバージョン

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