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シャイン・ア・ライト その2

Shinealight

私にとって記念碑的映画なので、
シャイン・ア・ライトのレビューpart2いきます。

今回は、特典DVDを観て思ったこと。
特典にはストーンズからのメッセージや
記者会見の様子、インタビュー等がたっぷり収録されている。

注目すべきはドラムのチャーリー・ワッツ。
メンバーが揃った公式の場では全く話さない謎の人物。
しゃべらないことが笑いを誘う、ストーンズのオチ担当。

この映画の記者発表の場でも、
「チャーリーは何かありますか?」と聞くと
「ないね」とひとこと。
このパターンはお約束らしく、メンバーは爆笑。
会場からも笑いがおこる。

でも1人の時にマイクを向けるとポツポツと語りだす。
これが、実に鋭い!
いちいち鋭い!
なんでも、プリンスがまだブレイクしていない頃に
ストーンズに彼を紹介したのはチャーリーだったというし、
シャイン・ア・ライトのゲスト、
ジャック・ホワイトや、クリスティーナ・アギレラも
チャーリーの推薦だったという。
チャーリーが、こいつは要チェック!といったら、
メンバーは絶対チェックするらしい。
それほど一目を置かれているそうだ。
特典インタビューで語る、チャーリーの日本人観や
ロックと英語についての話は特に鋭いと思った。

そして、特典DVDからもうひとつの発見。
私がストーンズを知らない状態で初めてみた時に感じた
「なんでこいつらこんなにふてぶてしいの?」
は、いろいろ事情があったということが、
監督のインタビューで判明した。

監督は、過去、記者達が彼らに、
いかにくだらない質問をしてきたか、
いかに同じ質問ばかり繰り返してきたかも
浮き彫りにしたかったようだ。
くだらない質問へのストーンズの対応には、
独特のユーモアがある。

記者の質問に「さぁね」と無愛想に答えるチャーリー。
記者の質問の最中にタバコの煙で遊ぶミックとか。
ストーンしてる(ドラッグでラリってる状態)
としか思えない態度をとるキースとか。
これは、ストーンズのパブリックイメージ作りでもあったのだろう。
みんなが、ストーンズはこうあって欲しい!
と願う、そのまんまをやってくれているのだ。
ふてぶてしいようでいて、
彼らは実にサービス精神にあふれているのだ。

皮肉なことに、この特典DVD内でも記者達は、
同じ質問を繰り返すし、中にはバカな質問もある。
今も昔も記者達は全く変わっていない。
その一方で、大人になったストーンズは、
根気強く、カンペでも見ているかのように、
何度も何度も同じ答えを繰り返してくれる。
あぁ、大人になったんだなぁ、とさみしく思うのは私だけ?
60を越えたおやじ達に「大人になった」は変だけど…。

youtubeで見つけた記者のバカな質問例
「女の子みたいに髪が長いけど」に対して、おかま声でわめくミック
「あなたが角刈りにすることに反対する人がいると思う?」「俺がする」

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