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2009年5月

The Swinging 60'S The Rolling Stones

Swinging60

ブライアン・ジョーンズの死。
事故死とされているが、
いまだに、自殺説、他殺説も残っている。
このDVDはブライアンの死を中心に
60年代のストーンズを追っている。

ブライアンはストーンズをクビになって3週間後、
自宅のプールで謎の死をとげている。
薬物中毒で体が弱っていたとか、
ドラッグをやっていたとかで、事故死とするのが一般的。
一説には、他のメンバーが仲間はずれにして、
彼を追いつめたせいで、死を意識したのではないか、
という悪評もある。
ブライアンの使用人が賃金の未払いをうらんで殺したのでは?
という説もある。
この最後の説は、映画にもなっている。

メンバーではなく、マネージャーとかカメラマンとか、
元カノとか、周辺の人が主に語ってゆくドキュメンタリーで、
メンバーのコメントも少しでてくるけど、
その映像は前回紹介した25×5からの抜粋だ。
このDVDのために撮ったものではない。
切り口が、ストーンズ最大のスキャンダルである
ブライアンの死でまとめているところが、
ゴシップ感覚で、見やすいんだと思う。
なんったってTSUTAYAにあるぐらいだし。

最後はハイドパークでのブライアンの追悼コンサートで終わる。
出来が悪いとか、茶番だとか言われているけど、
私はとてもステキだと思った。
蝶を飛ばすなんてロマンチックな演出だし、
演奏が全体的にゆったりしているのも、
メンバーの悲しみがあらわれているようだ。

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VIDEO REWIND

Videorewind

VIDEO REWIND
THE ROLLING STONES
GREAT VIDEO HITS

こちらは84年にリリースされた
ビデオクリップ集のようなもの。

博物館の従業員の格好をしたビル・ワイマンと
その博物館に展示されていたミック・ジャガー
(蝋人形が動き出したという設定)の小芝居がはいって、
一応大きなストーリーはあるらしい。
でもいかんせん、IMPORTものなので、
日本語字幕がなくてよくわからない。

ビデオクリップは70年代のANGIEから
80年代前半のMiss Youまで12曲分ほど
おさめられている。

英語はわからないんだけど、途中でミックがビルに
「ねぇ、キースがギターをふりあげたとこみようよ」
と頼んで、キースがライブ中、
舞台にあがってきた男をギターでぶった
あの超有名シーンを2人で笑いながら見る、
というシーンがある。
ぶった後、何事もなかったかのように
ギターを弾き続けるキースがめちゃくちゃクール。

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25×5

25x5

THE CONTINUING ADVENTURES OF THE Rolling Stones63-89.

ストーンズの映像作品の中でも、特におすすめしたい映画。
最近のストーンズは、映像といえば
ライブものしかリリースしないけど、
これは珍しく63年から年代を追って歴史を知ることができる。
何よりも、メンバーのコメントつきで回想できるところが良い。

有名ミュージシャンの映像モノって、
本人たちは全く出てこないのに、
まわりにいたスタッフ達が証言する形の映像が多い。
これに何度だまされたことか!

ストーンズ本人達が出演しているのに、
黒歴史ももらさず収録されているところがいい!
本人たちも、麻薬逮捕、スキャンダルなど含めて
自分たちの個性だってことを自覚してるんだろうな。
ミックもキースも当時の心境を赤裸裸にコメントしている。

若いストーンズの魅力をたっぷり堪能できる。

特におすすめは
Let's spend the night together(今晩やろうぜ)
というフレーズを、テレビ局の指示で
Let's spend sometime together.に
代えて歌わされているシーン。
これは貴重!
ミックが歌詞をかえて歌っていることを
観客にわかるように、目を上にキョロッと動かして
合図を送っているところがおもしろい。

また、キースがブライアンと
アニタを取り合ったことについて、
自分の言葉で説明してるところも興味深い。

それから公式には発売されていない
72年のツアードキュメンタリー映画COCKSUCKER BLUESから
何シーンか収録されているのも貴重!
この映像はなかなか見たくても見れるもんじゃないです、って!!

そして私が一番好きなストーンズのビデオもあり!
Jumping Jack Flashは最高にかっこいいね!

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サタデー・ナイト・ライブ ベスト・オブ マイク・マイヤーズ

20090522143333_2

マイク・マイヤーズがホストをつとめる
テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のベストに
ストーンズのショートコントが収録されていた。

マイクがミックの物まねを(左)
ミックがキースの物まねを(右)しているところ。

内容は放送禁止歌詞について是か非かを
ミックとキースが論じるというもの。

正直いって日本人の私には、
どこがおもしろいのか全くわからないんだけど、
ミックがべらべらしゃべってるところ、キースが
「俺にも言わせろ、ミック」
とさえぎるところなんかは、
実際に良くあるシ−ンなのかな、と思った。

ミックは、タバコを下品に吸うキースを演じていたけど、
いくらなんでもこんなひどくないだろ!
とつっこんでしまった。

相棒の物まねをみて、キースは笑うのか、怒るのか。
知りたいねー!

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ストーンズジェネレーション

Stonesgene
古本で購入。83年発行。

これはまだストーンズが来日していない頃の本で、
ストーンズ好きのミュージシャンや作家たちが、
ストーンズへの思いを語っている。

沢田研二がロンドンのレストランで
ミックとマリアンヌに出会って
サインをしてもらった話なんかも読める。
レストランの店員がミック・ジャガーのことを
「ニクジャガ?って人が来てます」と
たれ込んでくれたので会えたんだとか。

しかし内田裕也ってのは一体何者なんだ?
俺とミックで映画つくりたいんだ、とか
ストーンズの来日実現を自民党議員に直訴したとか、
ストーンズのマネージャーと通じてたり、
もし日本でシークレットギグをやるんだったら、
俺がその辺のセッテイングをやらしてもらおうかと思ってる、とか。
今の「へんなおじさん」的な内田裕也を見るにつけ、
この頃の影の大物的な雰囲気は不気味な感じがする。

83年ぐらいって、ストーンズ自身もインタビューのたびに
日本に行きたい、と言っていた頃みたいで、
親日感情をあらわしたいのか、
日本のデザイナーの衣装をよく着ていたらしい。
そういえばキースが、
日の丸のはちまきを巻いてたのを見たことがある気がするけど、
あれはこの頃の写真だったのかな。

結局ストーンズの来日が実現したのは90年だったわけで…。
ミックだけは88年にソロで来てるけどね。
本当に長年のファンは、待ちに待ってたんだろうなぁ!
83年の雑誌でこんなに来日気分が盛り上がってるのに、
ここからさらに7年待ったなんて!
かわいそすぎる。

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劇薬ストーンズ

Gekiyaku

古本で購入。94年発行。

ストーンズに人生を捧げている作家、
山川健一によるストーンズ集大成本。

この雑誌のすごいところは、
ミック、キース、ロニー、チャーリーへの
インタビューが、インタビュアーのドキドキ感、
質問作りの苦悩、そして貴重な
インタビュー導入シーンも未カットのまま収録されていること。

インタビューの導入って、本当は
ウォーミングアップ的な会話からはいるものだけど、
普通の雑誌じゃそういうのって全部カットされてるんだろう。
でもそこが一番人柄が出て、おもしろいんじゃん!
って私は思うんだけど…。

例えばミックの場合。
インタビュー前に冷たいビールをリクエスト。
山川氏が既にテーブルの上に置いてあるビールをさして、
このぐらいの冷え方でいい?と聞くと、
いやいや、もっとキンキンに冷えたのがいいんだ、と
違うビールを要求している。
そしてインタビュースタート。

例えばキースの場合。
山川氏が、最近釣りをしてるそうですが、と聞くと
ちょっと釣りでもはじめようかと思ってさ、
オレに最初に捕まる魚はどんな奴だろう?って必死にやってたら、
サメが釣れた、という会話からスタート。
はじめて釣った魚がサメ!?
キース伝説がまたひとつ増えた。

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BEING MICK

Beingmick

ミックの伝記本を読みすぎて、フラストレーションがたまってきた頃。
これを見て、すっきり。
ミックの伝記本は、ミックのことを書いているにも関わらず、
ミック本人が実際のところ何を考えているのか全くわからなくなるのだ。
他人の想像で、好き勝手に描かれるミックの人物像。
本人はどう思っているのだろう!と何度も思った。

そしてコレですよ。
ミックの私生活に密着したドキュメンタリー。
そこまで見せていいの?ってぐらい。

映画俳優やミュージシャンばかり集まるパーティでのミックの扱われ方、
たくさんの母親に生ませた子供達とどうつきあっているか、とか、
別れた妻とその後どうつきあっているか、とか、
ゴシップ記事に対して思うこととか、
曲作りのポリシー、他のミュージシャンとの交流、体力について、
年をとることについて…等々赤裸裸に見せてくれる。

意外だったことは、レコーディングの場面では
プロデューサーにとても従順でボーカリストに徹していること。
もっと偉そうな態度なのかと思ったら、とても謙虚だ。
また、映画のプロデュースをする立場のミックは、
ごちゃごちゃ言いたいことは言うけど、決してゴリ押ししないこと。
アメリカ人はすぐに感情的になってモノに当たったりするけど、
イギリス人はその点、日本人に近いのだろうか。
そしてともかく明るいこと。
でもミックの言うギャグは、回りくどくてつまらないこともわかった(笑)

ミックの人となりを知ることが出来てうれしい反面、
こういう密着ドキュメンタリーが70年代にも作られていればなぁ!
と残念に思う。
だって、60〜70年代のミックと今のミックって全く別物なんだもの。
今のミックは憑き物が取れたみたいにさわやかヘルシー!
昔の、背中に悪魔しょってるみたいな気怠さが、私は大好きなのです。

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ローリング・ストーンズ伝説の目撃者たち

Yamakawa

ストーンズの昔からのファンは、
ミックとキースが一緒に仲良く抱き合っているだけで
目頭が熱くなるという。
私なんかファンになって半年もたっていないので、
今昔のストーンズ全てが新鮮でエキサイティングだ。
だから「目頭が熱くなる」という感覚がよくわからなかった。
でもこの本を読んで、昔からのファンの気持ちをたどることが出来た。

学生時代にリアルでストーンズを聞いてギターをはじめ、
ビートルズみたいな初期の整ったストーンズから、
サティスファクションというビックヒットを経験して、
途中、サイケに走ったストーンズに失望し、
ブライアン・ジョーンズの死とオルタモントの悲劇を経て、
ライブバンドとして一世を風靡した70年代、キースの麻薬裁判…。
来日するかと思ったら、入国禁止でがっかりで、
やっと日本にはいれるようになった頃には、
ストーンズ解散の危機を迎えていたり、
日本のファンはストーンズに長年踊らされて、
喜びと悲しみを共に味わってきたのだ。
本当に、ご苦労様でした!とねぎらってやりたいぐらい。

著者の山川健一氏は本業が小説家のようだが、
ローリング・ストーンズへの愛にあふれている。
ストーンズに気に入られているインタビュアーでもあるらしい。
そのインタビュー本も近いうちにご紹介します。

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ミック・ジャガー

Micknovel1

ミック・ジャガーと名のつく伝記本は結構ある。
表紙違いで、中身は一緒かと思ったら、全部筆者が違うんだもの。
まだ生きているのにこんだけ非公式伝記本が出てるなんて!

この本はストーンズがまだまだドラッグの影響を受けていた
75年に出版されているということで興味深く読んでみた。

ミックの伝記本は大抵アンチミックの目線で描かれている。
これもそう。
ミックがルシファーの生まれ変わりのように描かれている。
そして伝記というよりは、小説のようなタッチで綴られている。
この本は、いつもミックの傍らにいた恋人、
マリアンヌ・フェイスフルの感情が
かなり盛り込まれているところが他の伝記本と違うかも。
筆者がマリアンヌに直接取材して書いたに違いない。

ブライアンとの確執から書き始めて、
2番目の妻、ビアンカとの結婚の頃までで終わっている。
終わり方が中途半端でびっくりした。
「俺は政界にはいることを考えている。しかし俺は
政治家の妻にふさわしくない女を娶ってしまった。」
で終わっている。
最後までアンチミックをつらぬいている、といったところか。
75年に伝記を書くのは早すぎたのだろう。
キースがカナダで捕まって(78年)麻薬から更正するレジェンドまで
待って書けば、うまくまとまっただろうにね。

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ミック・ジャガーのナイチンゲール

Naichin

82年〜87年に作られたのに今頃のDVD化。
子供向けのファンタジードラマ全集のひとつ。
あのローリング・ストーンズの!ミック・ジャガーが!中国の皇帝役!!

珍品です。

B級ドラマの臭いがぷんぷんするはじまり方で、
舞台風のセット撮影なのだけど、お話そのものはすごく良い。
私がアメリカ人で子供がいたら全巻買って見せたいぐらい。
こういう伝統的なおとぎ話は、いつまでも大事にされていって欲しいものだ。

ミック演じる皇帝は、物静かで孤独な感じが良く出ていて、意外とはまり役。
見終わったら、ミックが中国人に見えてきて
「俺たちアジア人!?」って親近感までもってました。
しかしミックは髪型をタイトにすると体の華奢が強調されて、
ビジュアル的には微妙かな。
映画「パフォーマンス」でも同じような髪型があったけど、勘弁して欲しいな。

小さい妖精役で、ミックの元妻ジェリー・ホールも出演。
カップリングされている「ジャックと豆の木」のほうにも、
ジェリーは竪琴の妖精役で出演している。
このジェリーって人は一体何者なんでしょうかね。
安っぽい役が、何でもはまってしまうところがすばらしい。
きっと、自分の美貌の売り方をよく心得た人なんだろうな。

個人的には音楽がヴァン・ダイク・パークスというのが懐かしいポイント。
エキゾチックサウンドがいい感じをかもしだしている。
さすがに、ミックの曲は合わないだろうしね。


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SWINGING LONDON 66-67

Swinging

ピーター・ホワイトヘッド監督作。
60年代、世界で一番ヒップだったロンドンの空気感を
撮影したドキュメンタリー。
ジミヘン、ジ・アニマルズ、ピンク・フロイドなど、
当時のロックスターも出演。
あまり知られてないDVDだけど、蓋を開けたら結構豪華なのだ。
私がなぜこれを買ったかっていうと、そりゃもちろん、
ストーンズがスウィンギング・ロンドンの一部だから。

若いミックがぽってりした唇で淡々とインタビューに答えている。
若者が暴力的なのは、自分たちのせいだと思わないのか?思わない。
若者をオルグしたいと思うか?思わない、等々、
当時のミックがマスコミによく言っていたことがここでも語られている。
当時のミックがよく言っていたこととはコレ。
君が薬や麻薬をやることが若者に影響を与えると思わないのか?思わない。
俺は若者の麻薬に対しては責任がない。単なるボーカリストだ、と。
そういえば「Street Fighting Man」という曲にも
そういうくだりが出てくる。
「ロックンロールバンドで歌うことしかできない俺に何ができるってんだ!」
ってね。

ストーンズファンにとってこのDVDの見どころは、他にもある。
Have You Seen Your Mother BabyのPVがみれること。
当時「PV」というものはなかったのだけど、
このピーター・ホワイトヘッドって人は、
ストーンズのPVっぽい映像をいくつも製作している。

それから、ストーンズのマネージャー、アンドリュー・オールダムの
インタビューが収録されているのも見どころのひとつ。
ストーンズより若いのにセンスの良さを買われ、雇われた。
この頃のオールダムは20代前半?かっこよくていきいきしてる。
「俺はローリング・ストーンズに誇りを持っている」
と語っているところが印象深い。
新人アーティストのレコーディングに立ち会っている様子らしきところが
写っているが、若いのにものすごい威圧感!
ミックやキースとは対等な立場だったようだけど、
この威圧感で、当初のメンバーである
イアン・スチュアートをばっさり切ったり、
ブライアン・ジョーンズを仲間はずれにしたり、
ということをやったのかなぁ。

映像はHave You Seen Your Mother Baby…
当時の人気ぶりがよ〜くわかります

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Running Out Of Luck

Nedkelly

ミック・ジャガーが本人役で主演しているコメディ。
元妻、ジェリー・ホールまで出演してるなんてゴージャス!
しかもこの映画のジェリーはかなりビッチな役回り。
このビデオがDVD化されていないことと、何か関係がありそうだ。

ミックがある事情でリオの田舎に無一文で置き去りにされる。
ここでは言葉も通じないし、ミックが有名なスターであることを
誰も知らない地。
運良く友達に電話ができても、ミックは死んだことになっていて
とりあってもらえない。
さぁ、ミック・ジャガーは元のセレブロッカーに戻れるのか!?

ミックの初ソロアルバムShe's The Boss('85)とあわせて作られたのか、
何曲かミュージカル的にアルバムからPV風の映像が挿入されている。

見どころは、そうですねぇ…
ミックが自分のキャラを思いきりネタにしてるところ。
特に自分が有名なミュージシャンだということを
身振り手振りで現地人に説明するところは一番笑えるシーン。
それから、次々に不幸な目に合うミックが、
なぜかしっくり馴染んでいるところ。
今や誰もが知る上流階級のミックだけど、
奴隷になっても囚人になっても全然違和感がない。
若い頃は、自分をわざとスラム街のごろつきのように見せていたというし、
元々、下層階級なたたずまいが備わっているのかも!
あとは、見どころは、露骨なラブシーンですかねぇ。
ミックの映画で一番有名なのは「パフォーマンス」という映画だけど、
そっちのラブシーンのほうが素敵だったけど。

映像はミックがミックの真似をするとこ

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NED KELLY

Nedkelly

ミック主演作の中ではもっとも駄作と言われる作品。
邦題は「太陽の果てに青春を」だったらしい。
日本語字幕版のVHSビデオを奇跡的に
オークションで手にいれることができた。

駄作と言われる理由は、あまりに真面目に撮りすぎているところか?
イギリス訛りのミックにオーストラリア訛りでしゃべらせたところか?
(↑と言われている)
ミック本人も気に入っていなくて、製作発表会には出なかったとか。

一言でいうと、オーストラリアのカウボーイもので、
ネッド・ケリーは、オーストラリアでは英雄視されている伝説の革命児。
警察の敵、庶民の味方のいわゆるアンチヒーロー。
見どころは、う〜ん。。
ミックがコロニアル・ボーイという民謡を笛の伴奏だけで歌うところかな。
いつもの歌い方と全然違う、伝統的な歌い方で歌っているところに感心した。
さすが!器用!

この映画は後に、ヒース・レジャー主演で再映画化されていて、
世間ではそっちのほうが有名。
ヒース主演の映画に、ミックもちょい役で出演しているらしい。
今度これも見てみなくちゃ!

この頃のミックがどういう状態だったかというと、
ちょうどブライアンが死んで、この映画の撮影で
葬式にも出られなかったという時期。
恋人役としてマリアンヌ・フェイスフルを伴って
オーストラリアに来たのだけど、
マリアンヌは自殺未遂をはかり、撮影後はホテルでマリアンヌの看病。
自殺未遂の理由は、薬物中毒で精神的に参っていたせいもあるけど、
ブライアンの死も関係していたとか。
この時のマリアンヌに聞かせて、もう終わりと思われた2人の仲を
とりもった曲が、後の名曲 Wild Horsesと言われている。
美談だねぇ。
ほんとかねぇ。

映像はコロニアル・ボーイを歌うミック

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ROCK AND ROLL CIRCUS

Sircus

ストーンズに本当にはまったきっかけになったDVD。
何に魅せられたかというと、ミックの鬼気迫るパフォーマンスだ。
曲は「悪魔を憐れむ歌」。
この曲だけ何回も繰り返して見ていたら、完全に魔法にかかってしまった。

製作者によっても語られているがこれは、テレビで放送される予定で、
監督とミックが中心となって企画をしたという。
ストーンズをメインアクトとし、THE WHOやジョン・レノンなど、
ストーンズが選んだアーティストもライブをする、
という夢のようなテレビ番組企画。
しかし、撮影が押して、ラストのストーンズの演奏が始まる頃は、
誰もが精魂尽き果てた頃だったという。
この番組が1968年に製作されていたのにもかかわらず、
今までお蔵入りになっていたのは、ストーンズの演奏の出来が
良くなかったから、と言われている。
確かに、マラカスをふるブライアン・ジョーンズは今にも倒れそうだし、
観客の盛り上がりも今ひとつだ。
でも、ミックの責任感は常人の域を越えていて、
自分が盛り上げなければ!という必死の思いで歌っていたらしい。
それが最後の曲「悪魔を憐れむ歌」によく出ているのだ。
カッと見開いた目や、胸に描いた悪魔が
ミックを支配しているかのようなくねくねした動き。

何回もテイクを重ねていれば、緊張感もなくなってくるだろうに、
増してや疲労困憊しているというのに、
渾身のパフォーマンスを繰り広げている。
この人はすごいな、すごすぎるな!
と思ったのがストーンズにはまったきっかけだ。
それまでは「悪魔を憐れむ歌」なんて知らなかったんだから。
この曲がストーンズの人気曲だということも後で知ったし。
「悪魔を憐れむ歌」は同じコードを繰り返してグルーヴを出すタイプの曲で、
ストーンズには珍しいラテン系リズム。そして、麻薬のような中毒性がある。
そんな曲とミックのパフォーマンスが交じり合ったら、
何かミラクルが起こるのは当然だ。

他にもこのDVDには特筆すべきことがたくさんある。
この収録の後で亡くなってしまうブライアン・ジョーンズが
撮影の合間に泣いていたとか、
当時のミックの恋人、マリアンヌ・フェイスフルのかわいらしさが
度を越していることとか、
ヨーコ・オノの寄声に、バイオリニストが引いてたこととか…。
でも私にとってのトピックスは、ジョン・レノンとミック・ジャガーが
並んでいる映像をここではじめてみたこと。
しかもこの二人、曲間にショートコントみたいなのをやっているのだけど、
妖しい雰囲気で笑える。
これだけでも一見の価値あり!

Sympathy for the Devil(悪魔を憐れむ歌)

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ザ・ビッゲスト・バン

Biggest

ストーンズ公式のライブDVDで最新のがこれだと思う。
私もやっとここまでたどりつきました、って感じ。
60年代から順に追いかけてきたからね。

若いストーンズのビジュアルと音楽に惚れた私にとって
最新のしわしわビジュアルとチャキチャキした音に
慣れるのには時間がかかったけど、
順に時代を追って慣らしてきた効果もあって、
こっちもさわやかで元気でいいじゃないか、
と思えるようになりました。
なによりキースは昔より断然かっこいい。昔もかわいいんだけども。

4枚組でたっぷりライブを楽しむことができるのだけど、
DISC2のリオ・デ・ジャネイロのコンサートはすごかった。
群集も150万人もいると、巨大なひとつの生き物みたい!
この群集のテンションを自在に操れるリードボーカルって…。
緊張もするだろうけど、気持ちもいいんだろうな、と思う。
ミックはシャイン・ア・ライト(2008年公開の映画)を
本当はこのリオのコンサートで撮ってもらいたかったらしいけど、
こんなに人がいるんじゃ、撮影に集中できなかったと思う。
ブラジャーとかTシャツがステージめがけて飛んでくるしさ。

私がいつも一番楽しみにしているのはドキュメンタリー。
DISC4にはドキュメンタリーがたっぷり。
各メンバーの控え室のインテリア専門の人がいて、
到着前に変なオブジェをセッティングしていたり、
ストーンズの大物ぶりが伺えるシーンあるかと思えば、
その一方で、スポンサーがストーンズと自由に会う(?)特権を求めてきて、
スタッフが必死で、控え室に外部のものはいれません!トイレも別です!
と反対するのだけど、結局は別室で
スポンサーとの写真撮影タイムをもうけていたり、
スポンサーには逆らえない感じも垣間見えて、とてもおもしろい。

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GOOD TIMES BAD TIMES

Gtbt

ストーンズの1960-1969の出来事を日記のように記してある本。

1960年は、ミックとキースが出会った年。
60〜62年はそれなりにざっと書いてあるだけど、
63年にストーンズが結成してからは、
特に細か〜く、そして淡々と書いてある。
当時のイギリスの音楽業界の雰囲気がなんとなくわかるのがおもしろい。
特に60年代後半はストーンズにいろんな事件が起こった最も重要な年で、
そこを、日付順に読めるというのはうれしい限り。
でも、どこのギグで何を演奏したか、って情報は
あんまり興味ないからうんざりだけどね。

毎日毎日ギグをこなし、ヨーロッパに行ったり、アメリカに行ったり、
世界中を飛び回るストーンズが、すごくかっこいい。
日本から出たことがなくて、毎日平々凡々と暮らしている自分とくらべて、
なんてあの人たちは濃い人生を送っているんだろうと思う。
そして、自分も何かにがんばらないと!という気分になる。

日記は69年12月の「オルタモントの悲劇」で終わる。
ストーンズの演奏中、黒人の若者がヘルスエンジェルズに殺された事件だ。
その続きも読みたかったなぁ!
せめて73年までは。。

巻末にキースやブライアンの運転手兼、ボディガードをやっていた
トム・キーロックの日記が読める。
本文の淡々とした記述と対称的に、
ストーンズの一番近くにいた人しか書けないことが
感情も交えて書いてあってとてもおもしろい。
特にメンバーの人物評が興味深かった。

トムによると、キースが最も人格的に優れているようだ。
自分に息子がいたら、キースのようになって欲しいとまで言っている。
なんかわかるなぁ!
キースって、優しくて純粋そうだもの!

この本を手にとったのは、ストーンズに興味をもった早めの段階だったので、
ストーンズについてほとんど何も知らなかった。
トムの文章中で、今まで添え物にしか思っていなかったベースのビルが、
実は一番の女たらしということを知った。
このしばらく後で、ビルの書いたストーンズ暴露本にも手を出すのだけど、
あぁ、この時は本当に、この本のたった一文で驚いていた自分が
初々しくてたまらないよ。
ビルの書いた本の内容は、ほぼ自分の女性遍歴自慢だからね!
こちらもそのうちご紹介します。

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THE WHO/AMAZING JOURNEY

Who

THE WHOをはじめてみたのは、
ストーンズのロックンロールサーカスというDVD。
ドラムすげー!というのが第一印象。
だって、汗が噴水みたいにとびちってるんだもの!
その後、自分たちの番が終わっても、
ドラムとギターがずっとはしゃいでたのがかわいくて、
真っ先にキース・ムーンとピート・タウンゼントの名前を覚えた。
この二人、一緒に踊ってるとほんとかわいい。
アイルランドの妖精みたい。

こんなにかわいい2人がいるバンドにも、
レジェンドはあったわけで。
このDVDではTHE WHOの誕生からつい最近の様子までモレなくわかる。

THE WHOといえばライブの終わりにギターを壊したり
ドラムを爆破したりというパフォーマンスが有名。
破壊系のライブは昔からよくみてきたけど、あんまり好きじゃないんだよね。
でもTHE WHOの場合、ちゃんと意味があったらしい。
ピートは現代アートの巨匠の講義を受けていて、
そこで破壊アートの精神を学んだそうだ。

ライブ後、自分が破壊したギターを修理しているピートの様子がちょっと笑えた。
楽器を壊してばかりいるから、お金も大変だったようだ。

ドラムのキースが薬物関係で死んだのは知っていたけど、
その後のTHE WHOレジンェドはもっとすごかった。
90年代後半だというのに、コカインで逝ったベースのジョン。
幼児ポルノでつかまったギターのピート。
セックス&ドラッグ&ロックンロールを地でいくTHE WHO!
いいね。

動画はロックンロールサーカスのTHE WHO。
汗が噴水のように飛び散ってるように見えるのは、どうやら演出らしい。

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